メル友という言葉の意味
非常に柔軟で自由度の高い関係が「メル友」の特徴です。メル友は無理をしてまで付き合う必要も無ければ、翻してメル友になるきっかけじたいもどこにでも容易に見つけ出すことができる現在です。
例によってインターネットのオークションなどの連絡が元に、気がつけばメル友になていたケースもあります。いわば、メル友というのは、いつ/どこで/どのようなきっかけで出来るか解らないのです。その一方で、その関係を維持させるのか否かは、互いの相性にかかっているぶん、関係を維持させることが暫し難しいともいえるでしょう。
現実の日常での友達、いわば「リア友」の関係でもそれはいえることではありますが、リア友であれば何らかの交流を続けていないと気まずい雰囲気が漂ったり、或いは何があっても顔を合わせなければならないという側面がついてまわりますが、そういった煩わしさがメル友にはないぶん、寧ろメールをしないといった時点で「縁が切れた」とほぼ同じ意味だといえます。
そうした観点からも、若年層のニーズにあっているとも見て取れますが、メル友には、なによりも「自分がどのような付き合いをしていきたいのか」というビジョンがある程度明確である必要があると同時に、そのビジョンに関係性が集約されてしまうのです。
長い付き合いを望んでいれば、多少のことには目を瞑り関係性を維持させるのが良いでしょうし、見切りがついてしまったならその時点で相手にそれ以上メールをするなどのアプローチをはかる必要はありません。そう考えていくと、メル友という関係には、自分の求めている人間関係を形成しやすいとも言い換えられるのかもしれません。